※タイトルに出した森博嗣著の「笑わない数学者」は大好きな本(というか森博嗣全般好みです)なのですが、タイトルにしか出てきません。いつかしっかりとこの本もご紹介したいです。
突然ですが、読書って知ってますか?
定義としての答えは簡単、「本を読むこと」です。
じゃあ、本って知ってますか?
一般的には書籍、書物なんです。
いえ、落ち着いてください!馬鹿にしてるとかじゃないんです。
私は、今日ここで、「マンガを読むことは読書と言えるのか問題」についてお話したいんです!
人によって意見は様々でしょうから、これが正解、などと偉そうなことを言うつもりは毛頭ありません。
ただ、マンガは読んでいるのに「読書ができない、読書はしない」と言っている人がもったいないな、と感じているだけなんです。
こんにちは、読書を思い知れ!ろこぶです。
読書って楽しいですよね。
読書って楽しいですよね。
今日はろこぶの好きなマンガについて書いていこうと思っていたのですが、ふと思ったんです。
読書ブログなのにマンガのこと書いていいんか?って。
マンガって読書になるんか??って、思う方もいらっしゃるんじゃないか、って。。
…でも書いていくんですけどね。(堂々)
まあ冒頭にも書いたようにですね、「マンガを読むことは読書に入るのか問題」については、
自分で決めれば、って思うわけです。
人に「それ読書って言わないよ」なんて言われても、自分が読書だと思ってるなら
「ふーん」って流しておけばいいんですよ。
ビジネス書などはまた別かもしれませんが、ろこぶがいつも読んでいる小説とマンガってどこが違うのかな?って思って、考えてみたんです。
読書に何を求めるかは様々ですが、ろこぶは
・本を読みながらゆったりできる時間
・自分と別の人生の体感
・ワクワク感
などを求めてます。
これらって、マンガを読みながらでも得られるものです。
じゃあ小説と漫画の違いって何?
内容が、「イラスト付きで書かれているか否か」でしょうか…。
内容が、「イラスト付きで書かれているか否か」でしょうか…。
小説でも、世界観がイメージしやすいような挿絵が入っているものもありますが、マンガは一枚絵だけではなく、目に見えるキャラクターが動き、喋り、周りの状況もわかりやすい。誰が何を喋っているのか、や、表情も見えますし、なんなら決めポーズなんかまでバッチリわかりますね。
じゃあどうして学校の読書感想文などはマンガではだめなのか。(今は読書感想文とかあるのでしょうか…。ろこぶの学校ではマンガは却下されていましたが今は正直わかりません。そもそも読書感想文って、強制的に書かされることに意味あるのか?と思っていたので、苦ではなかったですが必要ないよな、と思ってました。)
多分ですが、それは、全てが見えてしまうマンガの特性にあるとろこぶは考えています。
小説について考えてみましょう。
小説には、ほとんどイラストはありません。たまに出てくる挿絵や表紙などで雰囲気を掴めるかな?くらいのものです。
文章を読み込んで細かな記述を集め、組み立てて頭の中で形作っていったり。逆に特定できるような描写がなくて、キャラクターを探っていく作業が必要になったり。
表情や動きも想像するしかないから、自分のこれまでの経験と照らし合わせて「何となくこんな感じかな」って考えたりするんです。
小説を読む際、物語を引っ張っていくのはキャラクターと、自分自身だと思うんです。
自分の感情を重ねて初めて理解できることも多く、驚きや感動も大きいけれどわかりにくい、時間がかかってしまう、という方もいらっしゃるでしょう。
マンガだとどうでしょうか。
マンガでは、もう造形から何から完成されたキャラクターが物語を引っ張っていってくれます。
解釈の違いなどは多少あれど、だれもが「この漫画の登場人物の人生(の一部)」として読んでいけるわけです。伏線なども見えやすい。
(つまりよっぽど巧みに描かれていない限りどんでん返しなどはしにくい構造となっています。)
キャラクターや、イラストの情報が引っ張っていってくれる故、読みやすく、感情移入しなくても面白く読めると思うんです。
しかし一点、不安要素があるとすれば。「感想」が、絵に引っ張られてしまうことも、あると思うんです。
ろこぶたちは、目に入ったものを絶対、と感じがちです。
「○○(キャラクター名)は泣いた」という状況があったとして、
マンガだと、キャラクターが涙をぼろぼろこぼして泣きわめいていればろこぶたちも「そう」だと思ってしまうんです。
しかし小説で「○○は泣いた」と書かれていても同んな顔をしているか見えません。
裏を返せば何通りもの考え方をすることが出来ます。
大泣きしているのか、下を向いて静かに涙を流しているのか。
涙を目にためて、こらえるようにしているのか。
いくつもの選択肢から、
ろこぶたち自身がそのシチュエーションを選ぶことが出来ます。
これが、マンガと小説の違いではないでしょうか。
自分で選べる。選択肢が多いからこそ、小説は人によって感想が異なることも多いでしょう。
読書感想文を「小説」など、マンガ以外の作品で書かせるのは、その人がどう感じたか、どんな選択をしながら読み終えたのかを知りたいからではないかと思います。
(なので、内容に対して点数をつけられたりとかって本当に必要ないと思います!)
ろこぶは、マンガが好きです。
マンガの、絵の持つ迫力というのは小説にはないものです。視界にドン!と入ってくる圧倒的な力が、マンガにはあると思います。
あと、自分の経験したことのない、なかなか想像できないような描写とかは、正直マンガじゃないとわからなかったりしますよね。ろこぶの大好きなマンガ、「ジョジョの奇妙な冒険」のスタンドなんかだと、多分文章だけでは全くわからないと思います。マンガの描写があるからあんなに面白いんだろうと思っています。
どっちも違って、どっちも良いです。
つまり何が言いたいかっていうと、この「読書ブログ」ではマンガのことも書いていくよ、って…。
それだけの話なんですよ。言いたいこと、この二行ですみましたね。。
長々とすみません。
これで「マンガも書物!読書!」と決めた(ろこぶが)ので、次回こそマンガのことを書いていきたいと思います。
大好きなジョジョの奇妙な冒険について書きたいですが、それを書き出すと一生終わらない気がして不安です。ですので、まずは一冊完結のものをピックアップして書いてみたいなと考えております。
今日は特に何もご紹介出来ませんでしたが、ろこぶの読書のスタンスについてご理解いただければ幸いです。
それでは皆様、良い一日を。
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